中央ブータン

中央ブータンは、トンサとブムタンの2つの地域から成っています。中央ブータンはユニークな魅力を持っており、神聖な遺跡の宝庫でもあり、またブータンの歴史を物語っている場所でもあります。1950年代の初めまでは2人の王が権力を握っていました。観光客はブムタンの遊牧民の祭りに参加したり、遊牧民の生活文化を知ったり、ウラ村のマツタケ祭りに参加したり、高地産のキノコを味わったり、地ビールを楽しんだりすることができます。また、トンサやブムタンで毎年行われるツェチュを含む、数々の祭りを見ることができます。ジャンペ・ラカン・ツェチュ、ウラ村のツェチュは独特です。今や博物館となっている、4つの塔が特徴的なタ・ゾンや、初代国王、ウゲン・ウォンチョックが建てた、チャムカールのウォンディ・チョリン・パレスを訪れることができます。
 トゥムシンラ国立公園をトレッキングし、世界的に絶滅の危機にある6種の鳥を探すのもいいでしょう。赤褐色の首のサイチョウ、サザイチメドリ、ヒオドシジュケイ、ゴジュウカラ、キヌバネドリ、シマコキンといった6種が絶滅危惧種です。レッサーパンダやベンガルタイガーの足跡も探してみてください。国立公園の森は、高地から亜熱帯の広範囲に広がっています。

ブムタン(Bumthang)

ブータンの神聖なる中核地域。標高2,600~4,500メートルの間に広がるこの地域は、国の宗教的な中核地域です。古い寺院、修道院が集まっています。宿泊施設一覧(英語サイト)


タン メンバル・ツォ(Tang Mebar Tsho)

ブムタン谷を通りタン村へつながる支線道路沿いに位置し、チャムカールから車で30分のところにあります。メンバル・ツォは大変神聖な場所とされています。

トンサ(Trongsa)

兵士達の前衛基地。海抜3300メートルのところにあるペレラ峠は、西ブータンと中央・東ブータンを分ける重要な地域です。宿泊施設一覧(英語サイト)